安さの裏側

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5月14日 月曜日

広島福山市でホテル火災があり、7名が亡くなりました。ご冥福をお祈り申し上げます。このホテルテレビで観る限りかなり古く、しかも資金繰りが厳しくなっていたのか、ほとんど手も加えられないまま長い年月が経過した形跡を感じます。マスコミはこのような安全を軽視した営業や施設の運営管理に対して、その責任を強く訴えていました。

確かに、施設の運営管理はまずその施設の利用者の安全を確保してこそ、不動産業やサービス業の資格があると言えます。でも一方で止むに止もおえない事情があり、危険な状態であることを知っていながら、その施設を使わざるを得ないケースも巷に点在します。マスコミではよく事あるごとに不景気不景気、不況不況と騒ぎますが、確かに不動産業や古くからの商売は不況と言える状況にあります。

このホテルも聞くところではバブル全盛期にその景気の良さに乗じて営業も順調で儲けてもいたのでしょう。ところがバブル崩壊後一転して売上不振から資金繰り悪化と悪循環が止まらなくなったのでしょう。このホテルに死者を出した責任は無いとは言いませんが、同時にこの厳しい社会環境を少しでも多くの生活者がその実態を知り、あのバスの事件のように単に安さに走ることを戒める時が来ているようです。

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