2018年4月アーカイブ

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4月13日(金)

先日滋賀県のある駅前交番で、新米の警察官が上司の警察官を銃殺したという事件は皆さんもご存知でしょう。何より驚きは撃ち殺す動機が「叱責されたから・・・」でした!この世には古今東西上司先輩に怒鳴られたり、叱責されてむかっとしたり、反発を感じたり、仕返しなどを一瞬考える若者は沢山居るでしょう。しかし、問題は警察から信用して貸与されている拳銃を使って殺した事は問題です。

この犯人も個人的に問題が無かった訳ではありませんが、警察官に採用されるくらいですから問題な人格や精神的疾患等持ち合わせていなかったと思います。だとすると日ごろ私たちが接触する若者達の思考回路が予想以上に屈曲していると了解すべきでしょう。少し高所からみはらすと、今回の事件を受けて私たち先輩上司は、若い人たちの生い立ちと価値観道徳観を見直さないといけないと痛感します。

人間は生い立ちと、人生経験で人格が進歩したり成熟したりしてゆきます。その基礎となる生い立ちはその人の善悪の判断と社会性を構成します。生い立ちは本人だけの責任ではない事が多く含まれます。加えて、保育園から大学まで教育機関で影響されたりするうちにその人の基礎的人格は決まりやすいと考えます。今の若者は私たち中年以上の生い立ちや経験とはかなり違っていると理解すべきです。

さて人格の根深い問題もさることながら、生い立ちにおいても、教育機関においても、早急且つ徹底的に見直し、改善の手を打つべき喫緊の問題は、「アンガー コントロール」である気がします。昨今のマスコミは非常に怒りを煽動しがちな現状と、安直なリセットが出来るゲーム。どんどんバーチャルな世界に人間を追いやっていないでしょうか?怒りをコントロールする大切さを皆で考えましょう。

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4月6日 金曜日

昨今相撲が日本のマスコミのニュースを大変騒がしていますが、昨日は京都府の舞鶴で巡業があり、その会場で挨拶に立った舞鶴市長が挨拶中に突然意識を失い土俵上で倒れた一件。これに迅速に対応した女性観客4人の行動のすばらしさと、その救助の最中に「女性は土俵から下りて下さい!」とアナウンスした若輩馬鹿者の行司に対する波紋で一杯です。このアナウンスの経緯については何やかやと紹介や解説がされていますが、それにしても非常識きわまりないアナウンスです。

相撲協会では日ごろ人命救助等の研修は行っていると協会は回答しているそうですが、カタチだけの研修はやらないのと同じである事に気づいていないとは組織の大きさに似合わない事業の進め方です。日ごろの研修とはプロとはいえ、あの四人の女性医療関係者の行動がその模範を示しています。研修とは必要だから実施するもの。単に研修を施しておけば組織の責任は回避でき、研修を活かすも殺すもそれは本人次第とでも思っているかのようです。何事も組織が大きくなる事は憧れますし、一般社会では尊敬の念で観られます。

しかし、最近大企業に気になる動きが見え隠れするのは、組織の中間管理職以上の方々が、余りに理屈に溺れているのでは?と疑いたくなる現象が起こりすぎていることです。「若い人材の考えやアイデアを活かそう!」とかっこうよく言っていろいろ新しい事業や、重要な事業をさせているケースがその一つで、これってしっかり彼らの言動を見守り、管理・指導する知識と経験豊富な上司や先輩が存在すべきではないでしょうか?現状かっこうよい理由をつけて、若い人材を放置しているだけの企業も決して少なくありません。

時代は移ろいます。現在の中間管理職以上の人々が若い頃揉まれ、鍛えられて来た職場環境は既にどこにもありません。ましてバブル時代から実質続く人材不足と、日本の生活文化、生活環境、経済力の発展に既に今日の職場にはかつての時代の厳しさなどかけらも残っていません。人材不足で若い人材に辞められないよう気を使い。豊かになったこの社会では労働への意欲や関心も極端に薄れ、働く事は殆ど時間つぶしの領域に入った今、人材の育成の目的も方法も大きく見直さなけれなならない時が来ているようです。勿論人材教育も。

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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