人材育成・教育の大変貌の気配

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4月6日 金曜日

昨今相撲が日本のマスコミのニュースを大変騒がしていますが、昨日は京都府の舞鶴で巡業があり、その会場で挨拶に立った舞鶴市長が挨拶中に突然意識を失い土俵上で倒れた一件。これに迅速に対応した女性観客4人の行動のすばらしさと、その救助の最中に「女性は土俵から下りて下さい!」とアナウンスした若輩馬鹿者の行司に対する波紋で一杯です。このアナウンスの経緯については何やかやと紹介や解説がされていますが、それにしても非常識きわまりないアナウンスです。

相撲協会では日ごろ人命救助等の研修は行っていると協会は回答しているそうですが、カタチだけの研修はやらないのと同じである事に気づいていないとは組織の大きさに似合わない事業の進め方です。日ごろの研修とはプロとはいえ、あの四人の女性医療関係者の行動がその模範を示しています。研修とは必要だから実施するもの。単に研修を施しておけば組織の責任は回避でき、研修を活かすも殺すもそれは本人次第とでも思っているかのようです。何事も組織が大きくなる事は憧れますし、一般社会では尊敬の念で観られます。

しかし、最近大企業に気になる動きが見え隠れするのは、組織の中間管理職以上の方々が、余りに理屈に溺れているのでは?と疑いたくなる現象が起こりすぎていることです。「若い人材の考えやアイデアを活かそう!」とかっこうよく言っていろいろ新しい事業や、重要な事業をさせているケースがその一つで、これってしっかり彼らの言動を見守り、管理・指導する知識と経験豊富な上司や先輩が存在すべきではないでしょうか?現状かっこうよい理由をつけて、若い人材を放置しているだけの企業も決して少なくありません。

時代は移ろいます。現在の中間管理職以上の人々が若い頃揉まれ、鍛えられて来た職場環境は既にどこにもありません。ましてバブル時代から実質続く人材不足と、日本の生活文化、生活環境、経済力の発展に既に今日の職場にはかつての時代の厳しさなどかけらも残っていません。人材不足で若い人材に辞められないよう気を使い。豊かになったこの社会では労働への意欲や関心も極端に薄れ、働く事は殆ど時間つぶしの領域に入った今、人材の育成の目的も方法も大きく見直さなけれなならない時が来ているようです。勿論人材教育も。

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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