2019年1月アーカイブ

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先日の某都立高校教師の暴力動画拡散事件について、拡散直後は一気に暴力を振るっている場面だけが拡散したため、暴力教師への批判が炎上しました。しかし昨年後半私自身3つの高等学校で専門家講師を務め、加えて私の家族が京都府立某高等学校の教員を勤めている環境もあり、暴力を振るった教諭への同情の思いが頭を過りました。すると動画の全貌が公表されてから一気に、暴力を振るった教諭への冷静客観的な意見が一気に集まっています。

先日のカスハラもしかり、昨今の世の中はどうも社会での立場が逆転し過ぎていないでしょうか?確かに高校では生徒を守って正しく教育する事が第一ですが、だからと言って躾が欠落し、しかも非常識な生徒達に嵌められ、一気に立場が悪くなる教員達の立場はどうなるのでしょう?カスハラも、悪意のクレーマーも、万引き常習者も彼等の横暴に依り、商業という職場への意識が地に墜ち、就業者が急速に失われる事態も同じではないでしょうか?

最近法衣が運転に適していないと当該県警が違反処理をした事が問題になり、全国の僧侶が法衣(当時と同じ略装)で様々な運動場面の動画で訴えました。確かに働く側のしっかりした業務上の知識やスキルの習得は職業として当たり前に要求されます。同時にその労務に依る受益者は、受益に対する感謝と働く人々への敬意は決して忘れてはならない。お客だから、その学校の生徒だからという過剰な権利意識は、その職場での労務を提供する人々を潰し、将来に向けて就業者が失われていくことを知る必要があります。

私達の世代はついつい家庭での躾欠落を憂う意見を出しがちです。生まれて成人までの人格形成は教育だけに頼ってなされるものではありませんよね。私達のように家庭でもご近所でも、学校でも、しっかり躾を行われた世代が、頑張って家庭と社会での人格形成時の躾と教育がこれからの日本にとても重要な課題である事を、訴え続ける必要は無でしょうか?今一度日本人とは、社会人とは、家庭で子供をしつける事は、本人を守ると同時に、社会での生き方を備えさせる大切な行為では無いでしょうか?

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こんにち相変わらず新しい単語がマスコミ始め様々な媒体に飛び交っていますが、その中でも私たち商業に携わる人間に最も深い関わりがあり、しかもその事象に対する対処やスキル及び心理準備など様々な準備が求められる事態となりました。今回取り上げたい私達に取ってその深刻な新しい言葉が「カスハラ」という言葉です。これまで私たちは現場でクレーマー対策に奔走していますが、これに加えて新たなお客様対応の準備と対応対策の普及が求められることとなりました。

「カスタマー」は顧客、買い手、取引先、お得意、なじみ客などと訳される事が一般的です。一方今は流行の領域に足したとも言える「ハラスメント」。これは日本語では「嫌がらせ」「いじめ」などと訳されています。本来「カスタマー」とは我々商業関係者にとってとても有り難く大切な人々を指してきましたが、その真逆な意味を持つ「ハラスメント」ということばとセットに成るや否や、それは商業関係者にとってもっともリスキーで排除したい種類の人々に早変わりしています。

今我が国の商業は現場の人手不足で深刻な事態に追いやられています。そんな中この悪い事態を加速させる様な現象が「カスハラ」です。お客様が販売員や店舗スタッフに「嫌がらせ」や「いじめ」を頻繁にしかも当たり前のように起こすとは、ご想像の通り販売員や店舗スタッフがその職場から離脱しようと考えるのは必定です。離脱まで決断しないとしても、仕事にステイタスや仕事をする意味や価値を失うでしょう。私たちはこの理不尽な言動からどうやって販売員や店舗スタッフを守れば良いのでしょう?

先日都内の高校で心ない生徒達の企みに嵌められ、暴力教師という烙印を押され職場から追放されそうな立派だった教諭が話題になっています。なぜ心を込めて働いている人々がストレス解消や面白がる出来事の対象にされるのでしょうか?こんな立派な教諭に不条理な行為を平気で組んで行える生徒達の何が躾を失わせる原因に成ったのでしょう?同じく私は問いたいです。クレーマーはストレス解消と金銭目当てで発生する事が大半です。「カスハラ」は何がその行為を行う人々の目的なのでしょう?人材を潰すという最も許されない罪悪なのに・・・。

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今年正月のまっただ中の3日、右の喉に乾いた様なヒリヒリと強い痛みを急に感じました。最近体調を崩していなかったので油断していましたが、翌日の夜に高熱を発症しました。土日を市販薬で乗り切って月曜日に持病のかかりつけ医に受診しました。処方して頂きその後約1週間は何とか微熱の範囲で上下する程度で乗り切りました。いやぁ、何もやる気になれず、常時眠気に襲われる日々でした。

御陰さまで持病を持っていますので、インフルエンザの予防接種を昨年暮れに受けていました。インフルエンザだったのかどうだったのか明確には解りませんが、結果的に高熱もさほど上がらず、長引いたものの微熱の範囲で1週間乗り切りました。今考えれば年末のいつもより集中した大きな事業の疲れが溜まっていたと考えます。緊張と目標及び責任が大きくのしかかっている時は、病気も出ません。

今インフルエンザ患者が急増しているとしきりに報道されています。年明け早々とはいえ皆さんもお忙しい中、インフルエンザの予防及び体調を健常に維持する事にはご尽力下さい。御陰さまで私は気力・体力・モチベーション共にやっと本調子に戻ってきました。体調を崩した後での復調は、なんと気持ちの良い事でしょう。後悔先に立たず!体調を崩して初めて体調の良さの大切さを何度も痛感します。

体調と気力体力は密接な関係にあるようです。気力と体力があれば少々の事でも体調は崩さなくて済みます。しかし同時に気力体力が落ちても体調を健常に維持するために、こまめに努力や工夫する事も沢山あります。例えば忙しいとか面倒くさいとかで、手洗い・うがいを疎かにしていませんか?自分を幸せにできるのは自分。自分の健康を守るのも日々の自分の行動です。どうぞ気を付け下さい。

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2019年あけましておめでとうございます。

弊社も本日より2019年の業務をスタートいたしました。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。昨年暮れ辺りから本年正月特別番組で「陸王」「下町ロケット」など我が国のモノ作りに勢いがつく様な感動のテレビドラマが相次ぎ放送されています。確かに国としての基幹産業は「ものづくり」に他ならないのは社会で仕事をする人々には当たり前に周知・認識されているのは言うまでもないと思います。私たち商業に関わる人間達にも国家の基幹産業はものづくりであり、工業・農業が筆頭に挙げられる事は十分承知しています。

では私たち商業者とこれに関わる人間は国家という我が日本のどこにどのように貢献すれば良いのか、少し解っているようで解っていなかった部分にスポットを当ててみる事にしました。商業はかつて「士農工商」と位置づけられ、商は最も卑しい仕事と見下されて何年が経つでしょう?そこに従事する私たちはこの誰もが当たり前のように認知している順位の違いにどう向き合えば良いのでしょう?確かに国と国の経済の競い合いに、商業はなかなか貢献し難い職業であり、業界である事は事実かもしれません。

農業も工業も私たちの幸福を直接左右する産業でもあります。しかし商業も少なくとも私たち国民の幸福に深く関わってきました。ところが今日商業はロープライス競争が長期化し、これに伴い価格の下降も激化の一途でした。その結果として経費節約の主役は人件費と成り、削りに削られてきました。そして今日商業にAIを最大限に活用した完全自動化に向け突進しています。そこでふと足を止めて考えてみると、完全自動化された商業は、人の作業や仕事がバックアップや自動化の補完作業員と成り下がるのは必死です。

合理化を極めロープライスの雄となったチェーン店達はカテゴリーキラーと絶賛され、商業界は合理化の極みと自動化や企業の覇権競争で明け暮れています。どこかの広告で「そこに愛は在るのか?」と大女優が叫ぶモノがありますが、「そこに商業の哲学はあるのか?」と私は問いたいです。人を削った商売にはそれなりの価値感だけが残ります。そこに残るのは驚く様な薄利とそれがはじき出すロープライスだけです。今後は自動化で合理化する商売と、人が関わったために魅力を発揮する商売が両立する社会を切に祈りたいです。

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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