新年・新時代のスタートです。

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2019年あけましておめでとうございます。

弊社も本日より2019年の業務をスタートいたしました。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。昨年暮れ辺りから本年正月特別番組で「陸王」「下町ロケット」など我が国のモノ作りに勢いがつく様な感動のテレビドラマが相次ぎ放送されています。確かに国としての基幹産業は「ものづくり」に他ならないのは社会で仕事をする人々には当たり前に周知・認識されているのは言うまでもないと思います。私たち商業に関わる人間達にも国家の基幹産業はものづくりであり、工業・農業が筆頭に挙げられる事は十分承知しています。

では私たち商業者とこれに関わる人間は国家という我が日本のどこにどのように貢献すれば良いのか、少し解っているようで解っていなかった部分にスポットを当ててみる事にしました。商業はかつて「士農工商」と位置づけられ、商は最も卑しい仕事と見下されて何年が経つでしょう?そこに従事する私たちはこの誰もが当たり前のように認知している順位の違いにどう向き合えば良いのでしょう?確かに国と国の経済の競い合いに、商業はなかなか貢献し難い職業であり、業界である事は事実かもしれません。

農業も工業も私たちの幸福を直接左右する産業でもあります。しかし商業も少なくとも私たち国民の幸福に深く関わってきました。ところが今日商業はロープライス競争が長期化し、これに伴い価格の下降も激化の一途でした。その結果として経費節約の主役は人件費と成り、削りに削られてきました。そして今日商業にAIを最大限に活用した完全自動化に向け突進しています。そこでふと足を止めて考えてみると、完全自動化された商業は、人の作業や仕事がバックアップや自動化の補完作業員と成り下がるのは必死です。

合理化を極めロープライスの雄となったチェーン店達はカテゴリーキラーと絶賛され、商業界は合理化の極みと自動化や企業の覇権競争で明け暮れています。どこかの広告で「そこに愛は在るのか?」と大女優が叫ぶモノがありますが、「そこに商業の哲学はあるのか?」と私は問いたいです。人を削った商売にはそれなりの価値感だけが残ります。そこに残るのは驚く様な薄利とそれがはじき出すロープライスだけです。今後は自動化で合理化する商売と、人が関わったために魅力を発揮する商売が両立する社会を切に祈りたいです。

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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