2019年2月アーカイブ

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2月11日のこのコーナーの記事は大変失礼しました。急遽翌日からの九州出張に関係して、執筆が途中で止まったまま公開になっていたようです。御陰様で先週の木曜日に無事帰阪し、2週間の九州方面巡回も無事終了しました。久方ぶりの九州駐在は様々な事を思い出す良い機会でもありました。大分では大型複合商業施設の立地に依る人員不足がやはり顕著で、どのテナント店舗管理者の方々もさすがにお疲れでした。しかも自分自身時間の余裕を失っている方々ばかりお見受けします。求人に殆ど反応は無く、現有スタッフが辞めるとそこから店舗管理者の地獄が始まると言って過言では在りません。

一方鹿児島の非常に立地も良く交通便も便利な立地の施設は、面白い現象が観られていると施設関係者からお聞きしました。それはテナントのスタッフの定着率は全国的な平均とほぼ替わらないのですが、これまでのお店を辞めても間髪入れず同じ施設の同胞テナントでもある他店で就業しているところが多く観られるとの事です。これを私は即興で名付けて「同施設内転勤」としました。即ちテナントスタッフに取って、地域でのステイタスや通勤が便利なところで働きたいという強い願望は根強く、一般サラリーマンが全国を股に転勤するのと同じ様な感覚で、同施設内の他店舗間を動いているのです。

「同施設内転勤」という渡り歩き方は今日では決して悪い事ではなく、むしろこの動き方は施設にとってもテナントにとっても結果的に有り難い動きと評価できます。後は各店舗での人的育成を今後どう考え、どう実施してゆくかが課題となります。アルバイトやパートの人々に育成を目的とした教育や指導は結果が出難いのが実情です。教育を受ける側が同企業同店舗に執着する必要性が今日はありませんので。教育は彼等には無用の長物と化しているのでしょう。ですから、同施設内で好き嫌いや気分で定着しなくても、結果的に回り回ってスタッフが巡ってくれるだけでも有り難いのです。

長い目で見た時、この現象が良いとは限りません。やはり人間は生きるために働き、働く事で人間社会の中での自分の居場所を見つけ、自分の存在価値も確保できると私は考えています。今後商業施設の運営にAIに依るロボット化の進行は今年に入って加速するでしょう。今年中には無人店舗が各業種業態で普及し、言われた事しか出来ない人々や機械やロボットに取って代わられて支障のない仕事は人間から取り上げられてゆくでしょう。となると人間が働くという意味をしっかり見つめ、自分の存在が危ぶまれる事の無いよう、しっかり自分の価値を高めながら働く思考が急速に求められるでしょう。

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もう長い間学校での「いじめ」問題が改善の傾向を見せません。実は大昔からいじめはどこにも存在していました。「いじめ」には大きく分けて二つの系統に私は分けています。一つは本当に嫌いな相手をいじめて自分から遠ざけるか、或はストレス発散で大人がよく言う「サンドバック」(どつかれ専門)役の者を作る。これは正に心が狭く自己中心の思想の産物であり象徴に見えます。虐待の大半も「いじめ」では?

「いじめ」のもう一つの系統は、嫌いでない相手に対し私の世代でいうチョッカイを出す行為。即ち今日笑いを取る一つの手法と正当化されている「いじり」です。実はこれも昨今行き過ぎの「いじり」が目立っています。最近の若い人々には想像以上に耐久力の無い人が少なくありません。その人々に自分は平気と思うレベルの「いじり」をしても、結果これが受けた側には「いじめ」効果に変わり、想像以上のダメージを生んでいます。

最近の煽り運転や「いじめ」有名人の「スキャンダル」幼児虐待は今我が国で過剰に凶暴化している自己中心が原因と断言しても良いと思います。これはその行為を行う人の生い立ちや、その人自身の性格或は環境がベースになっていますので、なかなかすぐに解決或は改善を観る事は難しと思います。だからといってこの問題を放置して良いとは思いません。この問題は根強く家庭を始めマスコミ或は教育機関で徹底して自己中心の限度と善悪を訴えていく必要があります。

一方「いじり」は確かに今日の笑いを取る手法として絶好の手法です。この手法を世間に広めた張本人が落語ができない落語家の手を抜いた笑いのネタ「仲間いじり」です。彼は最初楽屋話や舞台裏の話題で観客の「掴み」に成功し、そのあと共演者をいじりまくり観客の笑いを取る手法に発展しました。これらの手法は簡単で効果的な事から、その後も後輩達に引き継がれ多用されています。今こそデリケートな日本、笑いの中身を考えよう!

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最近また飲食店の厨房等バックヤードでの不適切動画が蔓延しています。これら不適切な行為自体を行う者と、それを撮影する者が存在しているのが殆どです。即ち複数で面白がって不適切行為を行い、これを撮影して拡散させています。これらの動画を観察していると、殆ど当事者がアルバイトと称されている事に気づきます。働く意味が昨今替わりすぎていないでしょうか?

最近登場している言葉に「バカッター」とは(バカ)と(ツィッター)を重ねた造語だそうです。もう一つ「デジタル タトッー」が挙げられます。これは一旦インターネット上で拡散した情報は後から消す事は極めて困難という事を表しているそうです。SNS等で情報等を拡散するとなかなか消せない事を自覚しているのでしょうか?ほとんどの人はこんな事がどんな影響を与えるか考えていないでしょう。

さて、話は戻ってアルバイトの人たちが冒頭でも述べたように、働く事をどう考えているのでしょう?また働く事の重要性にどこまで理解しているのでしょう?現場では人手不足で長年悩み続けています。これは雇う側にも問題があり、人件費を安く上げるためアルバイトやパートを増やし続けています。従って不適切動画を拡散された企業は必ず「社内教育、社員教育をさらに充実さます。」等と教育・指導の強化を謳いますが、これは机上の理論です。

アルバイトやパートの人たちの職場への愛着と職業への執着は完全に失われる中、職場での教育や指導はどこまで効果的なのでしょうか?それより今早急且つ真剣に取り組むべきは、職場や職業の価値やステイタスなどを至急引き上げ、正規雇用で働く事のメリットとその必要性を定着させる努力が求められていないでしょうか?また、一方で家庭や教育機関でこれからの時代を担う世代の人々に、働く事の本当の意味と自分に取っての必要性を徹底して教育する事が求められていると思います。

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新年に入ったと思えば、もう2月の節分まで通過してしまいました。もう2月と言えますが一方で未だ2月とも言えます。特にテレビやインターネット関係のニュースを観ていると、今年に入って既に未だ2月なのに沢山のニュースが世間に蔓延しています。小学生虐待死亡事件、有名男優の性的暴行事件、煽り運転各種、有名元横綱の離婚と政界進出予想、加えて息子の悪評、某市長の暴言に依る出来事への賛否、国の調査不正問題などなどマスコミはネタに尽きるという言葉がありません。

私達テレビ世代は今日のテレビプログラムの体たらくに20年ほどがっかりの連続ですがが、遅まきながら最近気がついた事があります。それはニュースのその語源は「新しい事ごと」というのもあれば、「North East West South」即ち四方八方で、四方八方の新しい出来事をその都度報じるという事になります。正にテレビやインターネットのニュースは昨今新しさを重視するあまり断片報道の連続です。それを受ける我々は都度その報道に振り回されっぱなしではないでしょうか?

しかし数週間或は数ヶ月経つとその報道等の実情がかなり違って伝わってきます。断片報道やドキュメント、特集などテレビプログラムでも数えきれないほどの断片情報が垂れ流されています。その情報を受け取る私達は報道や各種プログラムで大衆に蒔かれる情報は、必ず断片である事を前提に受け取る感覚が重要です。即ち小学生虐待死の背景にはDVが、煽り運転の裏側には煽りを引き起こす高齢者運転や自己中心運転、有名人のスキャンダルにはその裏に選挙や、非受益者の仕掛けなど存在する可能性があります。

勿論暴力や悪意或は脅威を与える煽り運転は、在っては成らない犯罪であり悪行です。それらを擁護するつもりは一切ありません。しかし、世の中には奥深く、また見え難い背景が様々な不幸を起こす事も事実です。有名元横綱が政界に出ようが、出よまいがどうでもよい事を何故全国放送で流すのか?学校内での教諭の言動が背景に関係なくなぜマスコミが全国に流すのか?某市長の何年も前の暴言が何故今退任まで繋がるのか?私が学生の頃から気になっていましたが、やじ馬にたびたび変身するマスコミ。困ったものだ・・・

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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