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4月23日(金)対談 イオンモール大和郡山 ゼネラルマネージャー 村上 浩一様

(2)本物の大和郡山らしさを活かしたSCのこだわりは、
施設の随所に!

村上GM: ええ、各フロアの案内サインやトイレ、階段、エスカレーターの案内サインのところもそういった大和郡山の伝統の藍染の藍色を使っております。金魚の街なので金魚のデザインをモチーフとして入れているのですが、一番意識したのはモールの手すりのところですね。吹き抜けの手すりガラスのところに全部ありますけど、そこに、シーリングという処理をしました。金魚を全面に出すとくどいという面もありますので、さり気なく要所にこだわりを入れるように施しました。
權野: photo1_3.jpg今、世間で指摘されているような判で押したようなSCづくりじゃなく、地元の特産品とか個性を盛り込まれ、こだわりのあるSCづくりを実践されました。そこでオープン後、地元の皆さんの反応はどうですか?
村上GM: photo1_4.jpg市長には大変喜んでいただきました。上田市長以下、市の職員の方も行政の関係の方も地域の方も、特に大和郡山市内の方が大変喜んでくれていますね。大和郡山は城下町ですが、すでにお城はないので、館内の吹き抜け部分には、お城の格子のデザインを施して城下町を表現するよう工夫しています。虫籠窓っていいまして、いわゆるお城の覗き窓っていうのですかね。城下町やお城のイメージを出すためにシンボリックに使っています。また、城下町なんかにある日本の建築文化のような物もさり気なく館の中に入れてあるのですよ。なんとなく自然に城下町とか大和郡山の雰囲気を感じていただいており、市民の方には非常に受けが良いですね。
權野: そうですか。市長さんも喜んでいただいているということですが、ここには行政の出先機関である出張所も置かれていますよね。他のSCと違ってここを見て!というのはありますか?
村上GM: 2階に行政サービスを入れていますが、単なる行政サービスとしての出張所として、それだけで置いたらちょっと硬いイメージですよね。まずは、そこの区画自体の名前も「元気・城下町プラザ」という名前にして、名前からも活気があるようにして、先程申し上げました重要文化財の遺跡や歴史の跡地であったという物を展示をするようにしています。ここで発掘された土器なども飾っています。あともうひとつ、大和郡山は金魚の街ですので、金魚の水槽を置いたり、街の観光ビデオや物産品・特産品を紹介したりと、どちらかというとそれがメインとなり、行政サービスの方が目立たなくなっているくらいです。
權野: ほう、街のPRセンターになっているのですね。
村上GM: photo1_5.jpgどちらかというとPRコーナーが中心で、お客さまがご覧になられてもそのように思われます。これはあえて意図的にしています。本来は行政サービスコーナーですから、市役所の手続きができ便利だということもとても大切ですが、あえて歴史や地域文化にこだわっていることを市役所の方と共に行いました。加えて機能充実のためにも、向かい側にイオンホールという多目的に活用していただけるコミュニティホールを設けています。
權野: あのホールは何人くらい入るのですか?
村上GM: 講演やイベント、ちょっとした展示をしたりする場合だと300人ぐらいは入ります。会議や研修等では椅子と机を入れて座っていただくと、大体200人~250人ぐらい収容できます。「元気・城下町プラザ」と併設させることで、市民の集いとか地域の皆さまのコミュニティの場としても極めて意識したゾーニングをしています。

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