
パソコンの家庭普及率は約9割。当然、女性ユーザーも多いはずで、ある調査では、家電量販店でパソコンを買う人の女性比率は49%といいます。
では、現状のパソコン売場は女性のココロをつかむ売場になっているのでしょうか?
20代~30代のパソコン購入予定の有職女性15名を対象に座談会を行ってみました。
テーマは、"女性がパソコンメーカー、量販店に求めること"です。
15名中14名が、好きなパソコンメーカーはないと答えました。その理由は、「メーカーやブランドの違いがわからない」というものがほとんど。機能・性能の違いがわからないだけでなく、メーカー・ブランド毎のイメージも曖昧にしか捉えていないため、好きかどうかもわからないということでしょう。
女性にとってうれしいパソコンは「軽い」「かわいい」「動きが早い」。そして、メーカーごとに強みや特徴をはっきり打ち出して欲しいと考えています。イメージ訴求CMだけでなく、わかりやすいカタログや説明書など女性への配慮を求めています。
15名中15名の女性が「困ることがある」と答え、「スペックや専門用語がわからない」「販売員の説明がわからない」「たくさんありすぎて、自分にぴったりがわからない」ということを訴えています。パソコンを買いたい女性は多いのに、困っている女性がほとんどという事実。メーカーや量販店で対応すべき課題は多そうです。

とにかく、POPが多すぎ、書いてある内容がわからず、どれも同じように見えてしまっているようです。パソコンに詳しくない女性にとっては、それだけでプレッシャーに感じる売場になっている可能性が高そうです。知識がなくても困らずに、自分のやりたいことに応えてくれるパソコンが見つかり、パソコン選びが楽しいと思える売場づくりが、求められています。
女性は、自分の悩みを親身に聞いてくれたり、話しかけやすい販売員がいないと感じているようです。女性客を馬鹿にしようと接客をしている販売員はいないはずですが、忙しく見えることが面倒くさそうに接客しているように見えたり、ヒアリング不足や、専門用語・機能に終始した説明が馬鹿にしているように見えたりしているようです。パソコンの販売員は、女性のお客様とのコミュニケーション力が不足しているといえそうです。
女性は、機能・性能の説明ではなく、自分の使用目的を聞き出し、使い方・使用目的別にどのパソコンが良いのかを提案して欲しいと思っています。細かな説明よりも、素人が一目見てポイントがわかりやすいPOP、セルフでもある程度わかるような説明も必要です。カテゴリごとのランキングや、スタッフが使用した際のコメントなど、機能・性能の他に、ある程度、選ぶ際に参考にしやすい情報も欲しいと思っていることがわかります。
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