人は見かけに・・・

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4月27日火曜日

仕事以外の活動や団体などのボランティアでの役は昔からお受けしないことを貫いていた私が、6年前に不治の病を発病し、その病気はⅠ型糖尿病という以外に深刻な病気だけに人生観や生き方まで一変する事態となりました。この病気については、また追々記述させていただくこととして。そんな中ある意味救っていただいた近所の掛かり付け開業医の先生や、松下記念病院(パナソニックの健康保険組合の病院)のお世話になっている方々への恩返しと感謝の意を表すため、この病院の患者会の役を務めることをお引き受けしました。

今日はその会の年に一度の総会です。いつもは様々な医師の先生方をお招きし、記念講演と称してわれわれ罹病者に勉強になること役に立つことなどをご講義いただくのです。今年は少々趣を変えようと医師以外の講師を考えていましたら、偶然先日NHKテレビのニュースに出ていた我が会の副会長にこの取材の内容でご講演いただくことにしました。講演のテーマは「罹病者の生活充実:わがこだわりの趣味」と称してお話いただきました。内容はあの作家のヘルマン ヘッセが採取した蝶の標本の貴重な一つを、この木下さんがわが国で唯一所蔵していたことが発見されたというニュースの中身を詳細に語って頂きました。

お話は誠に興味深く、かつて学校の先生をして居られただけにお話もお上手で、しかもお話の内容が蝶の話にとどまらず、そこから太古の昔からの大陸の変遷のお話まで広がっていきます。これまでは日ごろ自分が自宅で行っている畑の話や野菜の話、あるいはこの糖尿病や目の病気の話など自分の身の上の病気の話など、少し失礼ですが非常に親しみやすいご近所の農家のおじいちゃん!という印象でした。それが今回のご講演で一転し、ただただ尊敬の一言です。

「人は見かけによらない。」とか「人は見かけで判断してはいけません。」などとよく言いますが、研修講師をするとき私は「この諺の意味することは、人は見かけで判断するから、身のこなしや身だしなみに注意しなさい。ということなのだ。」と解ったような講釈をしていますが、やはり人間とはそんな簡単で単純なものではありません。できる人、立派な人ほど頭を低く、自分の実力や能力、価値を極力ひけらかさぬ様日々生活するのも非常に奥ゆかしい生き方なのだと痛感します。

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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