雇用を考えよう!

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6月14日 月曜日

ガリガリ!バリバリ!ガッシャーン!バリバリ!。6年間歩き続けている私のウォーキング ホームコースである淀川河川敷での今朝の出来事。一級河川なので河川敷の堤防側は運動公園など整備が行き届いている。しかし、水辺側は野生の雑木林が放置され、安全策の外側(河川側)にもかかわらずビニールシートのハウスが建ち並ぶ。その撤去工事が2ヶ月ほど前から一気に始まったのです。

このあたりのシートハウスの住人は結構長く住み着いてきたと記憶している。しかし、突然強硬な退去命令が出たのであろう、あっという間に住人の姿は見かけなくなり、建築重機が張り込んで雑木林もろともシートハウスや家財道具が一気にごみの山に変えられていく。確かに淀川のこのあたりの景観は見事に美しさを増したのは事実である。その景観を褒める言葉と同時に、人々はあの住人だったホームレス達はどこへ行ったのだろうと口にする。

ホームレスと雇用問題は表裏一体。ここ数年失業率の増加を報じるニュースと同時に政府などの雇用対策を論ずる番組も少なくなかった。しかし、私はその論評の中身に少々疑問を抱き続けた。製造業は確かに雇用を大量に作り出す。でも、現在の日本の製造業はそんなに安易に活性化できるのだろうか?そして仮に活性化したとしても、単純な製造工程がどれほど残されるのか?単純な製造工程イコール後進国との賃金安さ競争に巻き込まれ、結局わが国では採算が合わなくなる。

かといって、今失業している人々に高度な技術や知識を普及させるだけのお金と手間が用意できるのだろうか?それよりもっと深刻なのは育成が終わるまでの時間の猶予と、この育成を受けるべき人々の自主性とモチベーションはあるのだろうか?徳島で建築が駄目だから林業へ転進しているように、ブルーカラーの世界に雇用の受け皿を旧態依然と期待するのでは駄目なのでは?頑張らなければならないのはグリーンカラーやオレンジカラーに従事している人々の、世界に羽ばたくほどの驚異的発展ではないだろうか?

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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