12月5日日曜日 vol.2
先日国の重要文化財の芸事界のプリンスが、朝まで呑んで商売道具の顔をボコボコにされた!この事件は私の講義に絶好の材料を与えてくれた。即ち職場で部下や後輩を指導教育する際に、「人の話を聞かない奴と、教えても十分記憶も実践もしようとしない奴は頬って置け。」という話の比喩である。
上記の類の人材は基本的に「気づき」が起こっていない。「気づき」の起こっていない人間にどんなにいい話をしても、意味が無い!ということである。あのエビ・・ちゃんも恐らく怖いもの知らず、痛い目にあったことが無かった、恥をかいたことが無いなどなど人間として教えを素直に吸収する素地ができていなかったのだろう。
来年度の私達の提案に対して納得していただけず、価格が安かったから・・・とか、やっりお勉強したという充実感が欲しいから・・・などと、安くて単に本に書いてあるようなお勉強を実施するコンサルに乗り換えられるケースがチラホラ出ていた。共通項は若い方か、SCの管理現場でのキャリアが浅い方。
この選択をした担当者や責任者が悪いとは言わないが、所詮近い将来に後悔か失敗が待っているのは明白です。勿論私達だけが正しくてよい指導アドバイスをするなどと幼稚な宣伝をしたいのではありません。安いコンサル、理論重視のコンサルを選ぶ方々は、経験が浅いのだろう。苦い経験、怖い経験、苦労の経験を知らない人ほどこのパターンに走るが、それもエビ・・・ちゃんと一緒で、一通り苦労か厳しい経験を経ないと解っていただけないところがある。残念で仕方ありませんが、必ずなるようになるのがこの世です。きっといつかは辻褄は合うのでしょう。