0.3mmのサイコロ

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4月17日日曜日

夕方のテレビニュースの中で、「一辺0.3mmの立方体のサイコロ」世界最小のサイコロに絡むお話の特集があった。これは日本の町工場で作られた世界最先端の技術によるモノづくり活性化のお話である。

埼玉県取手市のある町工場の社長が編み出した世界最高峰の技術に絡んだそのお話は、建築会社に一度は就職した町工場の息子が家業を継ぐことになり、斜陽だった家業の町工場を立て直すため、必死で技術や家業の関係の金属の知識を独学で習得し、これに自分で磨き上げたスキルと合わせ、一辺が0.3mmの砂利の埃のようなサイコロを作って見せたのだ。

その社長曰く、かつてある会社の依頼でこのスキルを駆使した商品を納品しようとしたら、その発注主であった大手企業は嫉妬が原因で、その商品の価値を認めなかったという。十分ありえる話である。それがパワーとなって今日の技術力に繋がったともいう。

私達も偉そうなことは言えないが、これに似た経験は一つや二つではない。我々零細な企業は日々必死で働いている。会社と言っても明日の生活すら保障されないのが実態である。電気が足りないなら皆で有給とって一ヶ月ほど夏休みにしよう!なんて大企業か、生活が優雅な人々の発想であり、今日休んだら明日が不安な我々には日々一時間一時間が大切。だから大企業に妬まれるようなすばらしい技術や商品が生まれるのかもしれない。

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株式会社レスコフォーメイション

プロフィール

レスコフォーメイション社長 権野 博

1955年生まれ。大手商業施設企画設計施工会社を経て、1986年商業・事業開発および運営の企画・コンサルティング事務所「RESCO」開設。 1989年有限会社レスコフォーメイションを設立し、1991年代表取締役に就任。2009年株式会社レスコフォーメイションと商号変更し、引き続き代表取締役社長を務める。

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