10月10日 水曜日
今日は昔なら体育の日!ですが・・・まぁお天気が良いのがこの時期の最大の取り柄!今日もお天気が良くて清々しい!!さて、今日もマスコミでは機能に引き続きノーベル賞の山中教授の話題で持ち切りです。一方バブルが崩壊してからご無沙汰の街の再開発のご相談もここ1〜2ヶ月で急増してきました。恐らく街や商店街の再開発が本格的に動き始めるのは、衰退の極地に行き着いた証拠と言われます。その現象が国内各地で起こり始めているのかも知れません。
さて、山中教授の受賞と街の再開発の話が何故並列で出したのか?それは、iPS細胞と共通しているところがあるからです。その共通項とは「リセット」「再」です。iPS細胞も誠に失礼かも知れませんが、細胞や臓器のリセット或は再構築と言えるそうです。街も新しい時代に向けて再構築或は再開発する必要に迫られています。
街の再開発にはまず街の核の再構築が必要です。これまでの時代にマッチした街づくりは50年ほど前に全国で完成し、20数年前に衰退から崩壊へ一気に進行してしまいました。そして、街の中心の商店街はシャッター通りから、幽霊通りに成り下がってしまいました。この基本的な街の構造と機能及びその配置のまま再開発や活性化を試みても失敗ばかりでした。その原因は街や商店街の衰退の本当の原因が誰にも見えていなかったのです。
人間の難病もその原因などが明確に見えれば治療薬が開発できるそうです。治らない病気や怪我もその本来あるべき臓器とその機能が復活すれば治癒も夢ではないそうです。街も商業も同じで、衰退の原因がみんなに明確に見えれば、その対処は誰にも明確に見えます。同時に街も商業も新しい人々の生活にフォットするよう再構築すれば、健全で活気ある街の復活も夢ではないのです。
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